【大阪杯】戸崎がサトノダイヤモンド絶賛!「これほどまでとは」

スポーツ報知
戸崎が騎乗したサトノダイヤモンド(手前)は鋭く先着

◆大阪杯追い切り(28日・栗東トレセン)

 確かな手応えが残った。サトノダイヤモンドの最終追い切りに騎乗した後、戸崎は満足そうな表情で口を開いた。「基本的に乗りやすい馬だと思っていましたが、『これほどまでとは』という感じ。十分にいい状態です」

 初コンタクトは栗東・CWコースでサトノシャーク(4歳1000万)を2馬身半追走。持ったままで内から並びかけると、鞍上の手綱の動きに素早い反応で加速する。追えば追うほど伸びそうな走りで1馬身の先着。ラスト1ハロン11秒7は優秀だ。

 「すばらしい、強い馬だと感じていた」サトノダイヤモンドとの初コンビ。今まで騎乗してきたルメールからは「エンジンのかかりが遅いところがあるけど、そこだけ気をつけて乗ったらいい、と言われました」とアドバイスも受けた。この日の調教で手応えをさらに深め、復活Vへ導くイメージを膨らませた。

 前走の金鯱賞は3着。池江調教師は「少しずつ一番いい時に近づきつつある」と言葉を選びながらも、「雰囲気が変わってきた」と良化も感じ取る。大きな上積みを加えた叩き2戦目。新たなパートナーと本来の輝きを取り戻す。(山本 武志)

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