【中山グランドＪ】オジュウチョウサンが圧倒的レコードで３連覇！障害競走の獲得賞金歴代１位に

◆第２０回中山グランドジャンプ・ＪＧ１（４月１４日・障害４２５０メートル、中山競馬場、良）

　一昨年、昨年の覇者で１番人気に推された昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサン（牡７歳、美浦・和田正一郎厩舎、石神深一騎手騎乗）が、圧倒的な強さで同レース３連覇。Ｊ・Ｇ１５勝目を挙げ、また障害競走の獲得賞金を５億３２６５万３０００円とし、ゴーカイ（５億２２４万４０００円）を抜いて歴代１位となった。

　最後の４コーナー手前で逃げたアップトゥデイトをかわすと、直線ではぐんぐんとその差を広げた。勝ち時計の４分４３秒０は、コースレコードを３秒６も上回った。

　２着は２番人気のアップトゥデイト（林満明騎手）、３着は３番人気のニホンピロバロン（白浜雄造騎手）だった。

　石神深一騎手（オジュウチョウサン＝１着）「何とか勝てました。アップトゥデイトに離されないようにという作戦だった。道中で絡まれたして楽な競馬ではなかったが、４コーナー手前から引っ張りきれない手応えなんですから、すごい馬です。このままずっと無敗でいきたいです」