【福島牝馬S】重賞連勝狙うカワキタエンカ、軽めで十分!

スポーツ報知
カワキタエンカは落ち着き重視の調教で態勢を整えた

◆福島牝馬S追い切り(18日・栗東トレセン)

 第15回福島牝馬S・G3(21日、福島・芝1800メートル、1着馬にヴィクトリアマイルへの優先出走権)で重賞連勝を目指すカワキタエンカが18日、栗東・坂路で最終追い切りを行った。単走馬なりで57秒8―12秒8。「テンションを上げないように。前走と同じ調教パターンです。体調は変わりなくきています」と、浜田調教師は納得の表情を浮かべた。

 ハナを切れば多少のオーバーペースでも粘り込む形で頭角を現したが、前走は後続を引きつける逃げで重賞初V。メンタル面の成長を示した。「放牧から帰ってくるごとにレース内容のレベルが上がっています」とトレーナーも手応えを隠さない。

 レースまでの消耗を抑えるため、当日は本馬場入場での先出しなど前回と同じ対策を施す。「2回続けていい結果が出れば、G1が楽しみになりますね」と浜田師。厳しくなる後続のマークを振り切り、有力馬として大舞台に乗り込む。(吉村 達)

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