ダービー馬スペシャルウィーク死す 転倒した状態で馬房内で発見される

スポーツ報知
98年6月の日本ダービーを制し、優勝馬スペシャルウィークの背でガッツポーズを決め、声援に応える武豊

 現役時代は98年日本ダービーなどG1・4勝を挙げ、種牡馬としても活躍したスペシャルウィーク(牡23歳)が27日午後4時40分頃、けい養先の北海道日高町・日高大洋牧場で死んだことが分かった。JRAが発表した。

 同馬は今月23日の放牧中に転倒。左腰を強く打ったため、馬房内で経過観察していたが、27日に馬房内で転倒しているところをスタッフに発見されていた。

 同牧場の小野田宏代表取締役は「ファンがとても多い馬で、現役時代に一緒に戦った世代の馬たちが種牡馬として活動しているなか、少しでも長く生きていてもらいたかったものの、不慮の事故でこの世を旅立つことになってしまいました。スペシャルウィークには感謝の気持ちで一杯です」とコメントした。

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