【京都新聞杯】フランツ、日本ダービーへ勝負駆け!

スポーツ報知
末脚を武器にするフランツ

◆第66回京都新聞杯・G2(5月5日・芝2200メートル、京都競馬場)

 第66回京都新聞杯・G2(5日、京都)に出走するフランツは2勝目を挙げたばかりで、日本ダービー出走へ大事な勝負駆けになる。

 前走のアルメリア賞は内を突いた直線で鮮やかに抜け出し、2馬身以上つける完勝。1分45秒4の勝ち時計は3週後の毎日杯より1秒1も速かった。「展開が向いた面もありますが、それまでの2戦と違い、速い時計に対応できたのは収穫でした」と蛭田助手はうなずく。

 前走から2か月ぶりの実戦。先週の栗東・坂路では雨で重い馬場ながら、52秒7の好時計をマークした。「動きはいい。放牧先で少し体調を崩したが、厩舎に早めに入れて、(調子が)上がってきたね」と音無調教師。昨年のダービーで1番人気ながら3着だったアドミラブルと同じ近藤英子オーナーとのコンビで、同じディープインパクト産駒。2年越しの思いを胸に、まずは重賞初制覇を狙う。

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