【オークス】アーモンドアイ圧巻の2冠…国枝師「秋華賞に行きたい」アパパネに続く

スポーツ報知
史上14頭目の春牝馬2冠を達成したアーモンドアイ

◆第79回オークス・G1(5月20日・芝2400メートル、東京競馬場、良)

 牝馬2冠目は、1番人気の桜花賞馬アーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が直線で抜け出し、2馬身差をつける圧勝。史上14頭目の春牝馬2冠を達成した。この日が39歳の誕生日だったルメール騎手は、昨年のソウルスターリングに続く史上6人目のオークス連覇となった。国枝調教師は10年の3冠牝馬アパパネ以来の制覇となった。

 2着に4番人気のリリーノーブル(川田将雅騎手)。2番人気の2歳女王ラッキーライラック(石橋脩騎手)は3着に敗れた。11番人気のレッドサクヤが4着、5着は6番人気のマウレア(武豊騎手)だった。

 国枝調教師(アーモンドアイ=1着)「自信はあったが、競馬は何があるか分からない。そういう意味で勝ててホッとしています。アパパネの時は同着で、写真判定が長くてやきもきしたが、今日は比較的ゆったり見ていられた。ルメールが自信を持っているのは分かっていたが、あの位置にはびっくり。装鞍所とパドックでは問題なかったが、スタート前の輪乗りで汗をかいて、エキサイトしていた。スタートしてあの位置だったので、かかり気味だと心配したが、向正面で落ち着いて、なんとか大丈夫かなと思った。いつもより前だったので、ある意味安心は安心だった。やはり底力があるなと思いました。無事に2冠を取れたので、何とか秋華賞に行きたい。直行も可能ですが、レースを挟むかは、あくまで馬の状態を見ながら決めたい」

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