重賞2勝スエヒロコマンダーが老衰のため23歳で死す

スポーツ報知
1999年の鳴尾記念を制したスエヒロコマンダー

 1999年の鳴尾記念、小倉大賞典の重賞2勝を挙げたスエヒロコマンダーが8日、余生を送っていた栃木・那須塩原市のブレーヴステイブルで老衰のため23歳で死んだ。21日、牧場関係者が明らかにした。

 1992年阪神3歳牝馬ステークス・G1の優勝馬スエヒロジョウオーの初仔として、95年に誕生したスエヒロコマンダーは、97年にデビュー。初勝利に8戦、2勝目勝利に11戦を要するも30戦目の小倉大賞典で重賞初勝利。通算60戦7勝。引退後に種牡馬となり、2008年にイナズマアマリリスが13番人気でファンタジーSを勝利した。

 ブレーヴステイブル代表の八重樫美織氏は「母馬のスエヒロジョウオーからのファンの方がたくさん会いに来てくださいました。突然のお別れで今は涙ばかりあふれてしまいます。コマンダーには心から『ありがとう』を伝えたいです」とコメントを発表した。

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