たけし命名キタノコマンドール 屈腱炎で全治1年以上 池江師「重篤です」

スポーツ報知
キタノコマンドール

 日本ダービーで12着に終わったキタノコマンドール(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)が「右前脚浅屈腱炎」を発症し、全治1年以上と診断されたことが5月31日、分かった。池江調教師は「全治1年以上で重篤ですね。復帰を目指しますが、かなり時間がかかることになると思います」と現役を続行する方針を示し、粘り強く回復を待つ。

 日本ダービー後に患部に異常が見られ、エコー検査で発覚した。近日中にノーザンファームしがらき、山元トレセンを経由して北海道のノーザンファーム早来に移り、治療に専念する。

 同馬はタレントのビートたけしが名付け親になったことで話題を集めたが、実力も確かで昨年12月のデビューから無傷の2連勝。3番人気に推された皐月賞は上がり最速タイの34秒8の脚を繰り出して5着に入り、日本ダービーへの優先出走権を獲得していた。

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