【次回注目馬】デビュー戦2着の良血馬グロリアーナ 石橋「まだ良くなりそう」

スポーツ報知

 ◆グロリアーナ(7月8日、福島5R・2歳新馬、芝1800メートル=2着)

 ローズSなど重賞2勝のほか、ジャパンCや宝塚記念で2着と大舞台で活躍したデニムアンドルビー(父ディープインパクト)を半姉に持つ良血馬。父がハーツクライとなった本馬も、初戦からセンスの良さを見せて今後につながる走りだった。

 スタートを決めて楽に好位を取り、道中もしっかりと折り合ったレース運び。当日の芝コースは良馬場発表だったが、先週中に降った雨の影響で緩く時計のかかる馬場状態で、新馬戦らしいスローの展開で前が止まらなかった。それでも0秒3差2着まで追い上げて、しっかりと格好をつけたのは十分に評価したい。

 石橋脩騎手は「よく調教を積んできていますが、(追い切りの時の感触でも)まだ良くなりそうな感じがあった。最後まで頑張っていたし、伸びしろはある馬」と上積みを見込んでいる。1度使ったことで、どこまで変わるか楽しみが大きい。(坂本 達洋)

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