【STV賞】1番人気のハッピーグリンが差し切りV ホッカイドウ競馬所属馬が12年ぶりにJRAで1日2勝

スポーツ報知
ハッピーグリンが1番人気に応える勝利。ホッカイドウ競馬所属馬が初のJRA1日2勝をマーク

 8月11日の札幌11R・STV賞(3歳上1000万、芝1500メートル=13頭立て)は単勝1・5倍で圧倒的1番人気に推されたハッピーグリン(牡3歳、父ローエングリン、北海道・田中淳司厩舎)が2馬身半差で快勝した。10Rのコスモス賞を勝ったナイママに続くホッカイドウ競馬所属のJRAでの連勝は初めてで、1日2勝は2006年10月1日以来12年ぶり2度目となった。勝ち時計は1分29秒3。

 逃げたユアスイスイが最後の直線でもしぶとく粘ったが、ハッピーグリンが上がり最速の34秒6の末脚を駆使。逃げ馬をとらえると、さらに突き放して楽々とゴールを駆け抜けた。クリストフ・ルメール騎手は「中のポジションを取ることができた。いいペースだったので、馬はとてもリラックスしていた。ラスト400メートルから良い脚を使ってくれた。上のクラスでもやれる力がある」と将来性に手応えを感じているようだった。

 陣営は今後もJRAのレースにチャンレンジしていく予定。田中淳調教師は「今後はマイルを使って行きたい。富士Sあたりを目標に、1回使うか、直行するかはこれから考えたい」とプランを語った。

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