【中山5R新馬戦】8番人気スカイシアター、首差勝ちで波乱演出 石川「いい勝負根性と切れがある」

スポーツ報知
中山5Rの新馬戦を勝ったスカイシアター(手前は2着のシャワークライム、中は3着のスマイルワールド)

 12月8日の中山5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=16頭立て)は、8番人気のスカイシアター(牝、父ヴィクトワールピサ=美浦・高柳瑞樹厩舎)が、直線で馬群の内から鋭く抜け出して初勝利を飾った。勝ち時計は1分37秒0。

 内の2番枠から好スタートを決めて、道中は内の好位をキープ。直線ではうまく馬群をさばいて先頭に立つと、外から伸びてきたシャワークライムを首差でしりぞけた。

 追い切りで感触を確かめていた石川裕紀人騎手は「動きは良かったですからね。いい枠に入って、強気にいいポジションで競馬をしようと思っていた。体は小さい(馬体重422キロ)けど、いい勝負根性と切れがある。体が成長してくれば楽しみ」と満足げにうなずいた。高柳瑞調教師も「実戦に行ってよかった」と喜んだ。

 2着には11番人気のシャワークライム(木幡巧也騎手)。3着に10番人気のスマイルワールド(蛯名正義騎手)が続き、3連単の配当が187万円超の大波乱となった。

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