藤井勘一郎騎手が6度目挑戦でJRA騎手免許合格!「日本で重賞、G1を勝ちたい…」 岩田の次男ら7人も

スポーツ報知
JRA騎手免許に合格し、喜びを表す藤井勘一郎騎手(カメラ・高橋 由二)

 JRAは12日、2019年度の新規騎手免許試験合格者8人を発表し、オーストラリアで騎手デビューし、海外を中心に活躍してきた藤井勘一郎騎手(35)が6回目の挑戦で夢をかなえた。

 藤井騎手は、2001年に豪州で見習い騎手免許を取得し、シンガポール、韓国などでも騎乗。日本でも南関競馬やホッカイドウ競馬で騎乗し、6度目の受験でJRA騎手免許試験を突破した。クリソライトでコリアC(16年)を、モーニンでコリアスプリント(17年)とJRA所属馬でも韓国G1を制している。

 この日の午前、藤井騎手は滋賀・栗東トレーニングセンターの掲示板で合格を確認。「長かったです。僕の家族、サポートしてくれた関係者の皆さん、ファンの皆さんがいたので、ここまで来ることができたと感じます。日本で重賞を勝ちたい、G1を勝ちたいと強く思います。今まで韓国で日本の馬で勝たせてもらったように、また日本の馬のパートナーとして海外に挑戦したいです」と意気込みを示した。

 騎手課程35期生の合格者は、岩田康誠騎手(44)=栗東・フリー=の次男、岩田望来(みらい)君(18)、斎藤誠調教師(47)=美浦=の長男、斎藤新(あらた)君(18)ら7人。

 ほかに、大塚海渡(かいと)君(18)、亀田温心(はーと)君(18)、小林凌大(りょうた)君(17)君、菅原明良(あきら)君(17)、団野大成(たいせい)君(18)。

 藤井騎手は平地の免許で、35期生は平地・障害の免許。

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