【ドバイワールドカップ】アメリカ勢を中心視…海外競馬通・成田幸穂の予想

　ドバイワールドカップは、素直にアメリカ勢を中心視したい。本命はウエストコースト。ペガサスワールドカップは２着ながら強い内容だったし、アロゲートやガンランナーといった歴史的名馬が抜けた今なら戴冠のチャンス大。

　同じバファート厩舎のムブタヒージの巻き返しも怖いところ。ガンナヴェラ、フォーエバーアンブライドルドも前で競馬ができれば上位争いに加わる。あとは万が一の逃げ残りに備えて、ノースアメリカを押さえておきたい。

　◆成田幸穂（なりた・さちほ）　１９８４年８月８日、東京生まれ。（株）サラブレッド血統センター所属。週刊競馬ブック連載「海外競馬ニュース」の編集を担当。同誌のほか、南関東版・競馬ブックと研究ニュースで予想コラム「血統アカデミー」を執筆中。