【U21】FW田川、エースの自覚「引っ張る」決勝T導くぞ

スポーツ報知

 【江陰(中国)12日=井上信太郎】U―21日本代表FW田川亨介(18)が、森保ジャパンのエースへ名乗りを上げた。勝てば1次リーグ突破が大きく近づく13日のタイ戦で1トップでの先発が濃厚。「今大会は自分が引っ張る気持ちでいきたい。点を取って勝利に貢献したい」と言い切った。

 昨年5月のU―20W杯(韓国)では飛び級でメンバー入りしたが、2試合出場で無得点。「あの時は遠慮もあった」と自身の特長を発揮できなかった。その悔しさをバネに、帰国後はスピードを生かした裏へ抜ける動きを武器に鳥栖でレギュラーを獲得。1トップ後方に位置するシャドーで24試合4得点を記録した。「Jリーグで結果を残せたのは自信につながる。結果を求められる立場にいると思う」とエースとしての自覚も芽生えた。

 昨年11月にモンゴルで行われたU―19アジア選手権の予選では氷点下10度超の極寒の中、タイ戦で2得点をマーク。「気持ちを前面に出して戦っていきたい」という“タイキラー”が、決勝トーナメント進出へ導く。

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