【U21】森保監督“ノムさん流”で勝つ 北朝鮮戦パスミスDF古賀に挽回チャンス

スポーツ報知
ウズベキスタンのハイダロフ監督(右)と握手をする森保監督

◆U―23アジア選手権2018 ▽準々決勝 U21日本―U23ウズベキスタン(19日、中国・江陰スタジアム)

 【江陰(中国)18日=井上信太郎】U―21日本代表の森保一監督(49)が“ノムラ流”采配で因縁の相手を倒す。19日の準々決勝・U―23ウズベキスタン戦に向け1時間半の練習。昨年12月のM―150杯決勝で2―2からPK戦の末に敗れた相手について「15年のU―20W杯で8強に入った選手が中心。肉体的、精神的にもタフなチーム」と警戒した。

 大一番では今大会2得点のDF板倉が左太もも違和感で欠場が濃厚。代わりに出場する可能性が高いのが、16日の北朝鮮戦で失点につながるパスミスをしたDF古賀だ。主力組に入った19歳は「悔しい思いをぶつけるチャンスを与えてもらった。前回の経験を生かさないと意味がない」と挽回に燃えている。

 ヤクルトや楽天で監督を務めた野村克也氏(82)は、ミスをした選手を翌日の試合で積極的に起用。取り返すチャンスを与え、選手の成長を促した。森保監督も「トライした上でのミスは全く問題ない」と常々話しており、縦パスを狙った古賀の前向きな失敗を買っている。勝てば準決勝と決勝または3位決定戦の2試合を戦える。「1試合でも多く戦いたい」という指揮官が優勝への第一関門に挑む。

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