ハリル監督、メンバー入りへ非情宣告「浅野、井手口、元気厳しい」

スポーツ報知
取材に応じるハリルホジッチ監督

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が5日、都内で取材に応じ、FW浅野拓磨(シュツットガルト)、MF井手口陽介(レオネサ)、FW原口元気(デュッセルドルフ)について、現状ではW杯メンバー入りが厳しいと“非情宣告”した。

 W杯出場を決めた昨年8月31日の最終予選、オーストラリア戦で得点した浅野は今年に入り出場がなく、同じく井手口は今冬移籍したスペインで出場機会が少ない状況で、最終予選4得点の原口は脳震とうから復帰したばかり。「浅野、井手口、原口はW杯出場を決めるのに大きな仕事をしたが、W杯に行けないかもしれない。浅野、井手口は3月も難しい」と今月下旬のベルギー遠征の招集外を示唆。「クラブで出場しなければ呼ぶことはなくなる」と現状打破を求めた。この日はスタッフ会議を開き、左膝を負傷しているDF吉田の招集が厳しいことなどを確認し、FW本田は「候補の1人」とだけ語った。

 ◆乾はけがか…招集見送りも

 ハリル監督は今月下旬のベルギー遠征でFW乾を招集できない可能性があることを明かした。「細かい情報は届いていないですが、乾選手もけがしているかもしれない」。日本協会関係者によると、乾は3日のデポルティボ戦で足の小指を踏まれ、近日中に精密検査を受ける予定だという。乾と同じポジションで、ポルトガル1部のポルティモネンセで活躍するMF中島を招集する可能性が高まった。

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