宇佐美、食事指導で3キロ減量 キレ増した「2列目ならどこでもできる自信あります」

2018年3月22日6時0分  スポーツ報知
  • ミニゲームでボールに向かってスライディングする宇佐美(カメラ・竜田 卓)

 サッカー日本代表FW宇佐美貴史(25)=デュッセルドルフ=が2つの進化でロシアW杯メンバー生き残りを目指す。2017年6月以来の代表復帰。食事面を改善し、コンディションが向上。それがFWとしても90分のうちにゴールを仕留める感覚を得ることにつながっている。マリ戦(23日、リエージュ)を想定した練習では、左FWに入った。

 かつての姿ではなかった。宇佐美は「2列目なら、どこでもできる自信は本当にあります。何となくのイメージじゃなくて、2列目で高いパフォーマンスを出せるっていう確固たる自信があります」と言い切った。練習でも主力組の左FWに入り、堂々とプレー。結果を残せず、代表当落選を繰り返してきたが、代表を離れていた9か月を経て、自信がみなぎっていた。

 昨年末、アスリートの内科を研究する専門家と出会い、食事面の指導を受けた。食事の時間、摂取する順番、内容を変えた。油ものや甘いものも避け、2~3キロ減量した体に「軽くなった」とキレと運動量をもたらした。「すり切った(みんながやっている)話じゃないですか。浅はかな(知識な)んで」と恥ずかしがったが、宇佐美にとっては高いハードルだった。

 日本代表のハリルホジッチ監督(65)は、体脂肪12%以下を求めてきたが、宇佐美は基準値を超える常連だった。G大阪所属時には、Jリーグの強化担当者会議で「体脂肪のことを意識しすぎて、コンディションが落ち、キレもなくなって困っている」と報告されたほど。もともとプラチナ世代(92年生まれ)の旗印で、これまで感覚を大事にしてきた「天才」がロシアW杯、成長を見据えて大きな一歩を踏み出していた。

 11日のドイツ2部・デュイスブルク戦では、4試合連続得点を記録。「90分間で1点を狙っていくという感覚。そういうのは今までになかった」。メンバー生き残りレースは「勝ち慣れてはないけど、し慣れてはいる」と笑った。第2子誕生が間近に控える中、進化を遂げた宇佐美がハリル・ジャパンにない決定力をもたらす。(内田 知宏)

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