ハリル監督、基本は“弱者”のサッカー「幻想的な夢は抱かないでほしい」

スポーツ報知
公式会見に出席したハリルホジッチ監督

 日本代表は23日、ベルギー・リエージュでの親善試合でマリ代表と対戦する。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は22日、公式会見に出席し、“仮想セネガル”となる相手との対戦を前にW杯に向けた心構えを語った。約3か月後に迫った本大会に向けて「幻想的な夢は抱かないでほしい。まず1次リーグ突破を目指す」と現実路線を設定。戦い方については「日本の選手に合ってないプレーを望むのはやめてほしい。過去の話は聞いているし、プレーも見てきた。我々が(W杯アジア)最終予選で見せた戦術を思い出してほしい。守備が良くできていた。攻撃ではこういう素晴らしい攻め方をしようとかいうのはあるが、ブラジル、フランス、スペイン、ドイツのように欲張ってはいけない。冷静沈着に」と、ボールポゼッションによる攻撃を前面に出すのではなく、守備から入る“弱者”のサッカーを基本とすることを強調した。

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