ハリル日本、3段階選抜へ 香川ら回復確認を想定

スポーツ報知
ハリルホジッチ監督

 日本代表のロシアW杯メンバー23人が3段階選抜になる可能性があることが30日、分かった。Jリーグ各クラブの強化担当者会議が都内で行われ、関係者によると日本サッカー協会の西野朗技術委員長(62)から説明があったという。

 第1の選抜は5月20日のJ1第15節後に始まる代表候補合宿に参加する30人を上限にしたメンバーで、第15節以前に発表される。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)はガーナ戦翌日の31日にW杯メンバーを発表したい意向を示していたが、メンバーが23人よりも増える可能性を強化担当者会議で報告。マリ、ウクライナに1分け1敗だったベルギー遠征の成果が乏しく、DF吉田麻也、酒井宏樹、内田篤人、MF香川真司、清武弘嗣ら負傷中の候補選手の回復具合やコンディションを確認しなければならない状況を想定したようだ。

 これにより直前合宿を張るオーストリアで、最終登録メンバー提出期限の6月4日までに最終選抜が行われる。1998年6月2日、岡田武史監督(当時)がフランスW杯に向けたスイス合宿中に25人から22人に絞り「外れるのはカズ、三浦カズ」と三浦知良、北澤豪、市川大祐の3人を落選させたようなドラマが起きるかもしれない。

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