元日本代表監督・岡田武史氏、西野新監督「チーム知っている意味でベストな選択」

スポーツ報知
元サッカー日本代表監督の岡田武史氏はイベント後に取材に応じた

 元日本代表監督で、FC今治オーナーの岡田武史氏(61)が10日、都内で行われた「コカ・コーラ FIFAワールドカップキャンペーンPRイベント」に女優の綾瀬はるか(33)と共に出席した。

 日本サッカー協会は、ロシアW杯まであと2か月という段階で、ハリルホジッチ前監督(65)の解任を決断。後任に西野朗技術委員長(63)の就任を発表した。「(西野監督は)Jリーグでも結果を残してこられた方。選手とのコミュニケーションもうまいし、今の代表チームを知っているという意味ではベストな選択だと思います」と話した。

 自身も1998年フランスW杯、2010年南アフリカW杯で日本代表を率いたが、共に“緊急登板”で監督に就任。「1回目はコーチから監督に昇格したので選手のことは把握していたけど、2回目は日本サッカーから離れていた時だったので、日本サッカーの立ち位置を知るところから始めました」と当時を回顧。その上で「西野さんには(W杯まで)2か月しかないけど、大体こうやっていこうという絵を持てば、いいんじゃないかと思います」と助言を送った。

 今回、サッカー協会から監督就任の打診はなかったかと問われると、「ないです」とキッパリ。Jリーグの監督に必要なS級ライセンスを返上したことについては「監督に未練が出るのが嫌で、S級を持っていたらやってしまいそうだからやめとこうと思った」と理由を明かした。

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