西野監督「今は選手一人一人のコメントは控えたい」C大阪―F東京戦を視察

スポーツ報知
自分で運転してきた車を停めてスタジアム入りする西野監督

◆明治安田生命J1リーグ第8節 C大阪1―0F東京(14日・ヤンマースタジアム長居)

 日本代表の西野朗新監督(63)が就任後初めて視察でC大阪―F東京戦に訪れたが、代表候補のFW杉本健勇(25)らは無得点に終わった。

 西野新監督はC大阪―F東京戦を初視察。「今まで代表だった選手はもちろんですが、全体をもう一度見たいと考えています。今日がいいから、悪いからではなく、トータル的に判断したい」と話し、試合終了間際に会場を去った。

 この日は森保一コーチ(49)、U―19日本代表の影山雅永監督(50)、内山篤技術委員(58)らとともに視察。連戦の疲れからかゴール前の場面は少なかったが「中盤が主導権を握らせない戦いで、ゲーム的には非常に良かった」。C大阪の日本代表MF山口、F東京MF高萩や橋本ら、強度の高い選手による中盤の攻防に目を光らせた。

 後半37分からは右ふくらはぎ負傷から復帰したMF清武も出場したが「今は選手一人一人のコメントは控えたい」と言及はせず。「どういう選手が状態が良くて、どういうシステムを作れるか。選手と戦術、戦略を合わせながら見ていきたい」と、あくまで選手を生かした戦いを強調した。

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