ハリル前監督再来日…田嶋幸三会長「今後も誠意を持って対応」

スポーツ報知
羽田空港に到着して報道陣に手を振るハリルホジッチ氏

 サッカー日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が21日、羽田空港に来日した。日本協会から、選手との信頼関係が薄れたなどの理由で契約を解除されたハリル氏は約100人の報道陣を前に、サングラスで涙を隠しながら「私をゴミ箱に捨てたような状態。真実を探しにきた。闘わないといけない」と納得できるまで“徹底抗戦”することを誓った。27日に都内で会見し、更迭への反論を行う見通しだ。

 日本協会は、15年3月にハリル氏を招聘(しょうへい)する際、協会側から契約を解除できる条文を盛り込んでおり、不備はないとしている。15年2月、八百長疑惑によりハビエル・アギーレ元監督を解任する際は、当時の大仁邦弥会長が電話で契約解除を通達。アギーレ氏は「分かりました」と反論などをすることはなかった。

 ヨルダンを訪れている田嶋幸三会長(60)は女子アジア杯決勝後に「我々としてはしっかりとした手続きをした上で、新たな体制で次のステップに進んでいる」と語った。21日にはハリル氏の来日を受け「27日以前に会う予定はないが、(会うのを)望むならウェルカムです。今後も、誠意を持って対応したい」とした。

サッカー

×