【横浜M】天皇杯準決勝・相手は今季未勝利の柏 指揮官「全ての面で高いパフォーマンスを」

スポーツ報知
ドリブルで駆け上がるデゲネク

 横浜Mは20日、横浜市内で非公開練習を行い、23日の天皇杯準決勝・柏戦(等々力)へ向け調整した。

 3チームに分かれたミニゲームを行った後は、紅白戦を約20分間実施。エリク・モンバエルツ監督からはポゼッション時の位置取りや、守備時のプレスのはめ方について指示が飛んだ。最終節の浦和戦(12月2日)を累積警告で欠場したMF天野純は「試合勘とか言ってられない。(今季限りで退任する)監督のためにも勝ちたい」と自身約1か月ぶりに迎える公式戦に向け意気込んだ

 柏との今季リーグ戦は1分け1敗。敵地での一戦(4月22日)では、相手の積極的なプレスで攻撃のビルドアップが機能不全に陥り、良いところなく0―2で敗れた。ホーム(9月16日)では1―0で終盤までリードしていたが、MFクリスティアーノに鮮やかなFK弾を許し1―1で引き分けている。

 モンバエルツ監督は柏について「Jのトップクラスのチームの1つ。攻守においてバランスが取れている。ポゼッションからの攻撃と、前線からの守備を兼ね備えている。高いインテンシティーでプレーする」と分析。「全ての面で自分たちの高いパフォーマンスを出さないといけない。良い攻撃、良い守備をしないといけない」と語った。

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