【神戸】天皇杯はポドルスキ抜き 初タイトルへ手痛い離脱

スポーツ報知
ポドルスキ

 サッカー天皇杯の準決勝2試合は23日に行われる。17大会ぶりに4強入りした神戸は、左内転筋肉離れの治療でドイツに帰国中のFWルーカス・ポドルスキ(32)がC大阪戦(ヤンマー)を欠場することが20日、決まった。

 初タイトルを狙う神戸にとって手痛い離脱だ。FWポドルスキが、C大阪との“関西ダービー”を欠場することが決まった。元ドイツ代表は7月に加入してから公式戦18試合で5ゴールを挙げていたが、来日初の負傷欠場となった。自身のツイッターで「残念ながら筋肉のけがを負ってしまい、次の試合は出場できないことになりました。それでもチームを精いっぱい応援するつもりです!」と投稿した。

 2014年ブラジルW杯の優勝メンバーは左内転筋肉離れの治療を受けるため、5日にドイツへ帰国。3週間の安静が必要と診断された。相田強化部長は「来年の開幕にフルの状態でやってほしい」と治療に専念させる方針を示した。来年1月1日の決勝(埼玉)に進出しても欠場が決定的となった。

 ポドルスキは2日にリーグ戦が終わった後、今月上旬に病院で診察を受けた。その上で天皇杯出場を見据えてドイツでの検査、治療を希望した。相田強化部長は「本人や現地の医師と連絡を取って経過を把握している」と説明。チームの始動日に合わせて、早ければ来年1月中旬にも再合流するという。

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