【C大阪】杉本は天皇杯出場絶望 来季見据え21日に左足首手術

スポーツ報知
杉本健勇

 サッカー天皇杯の準決勝2試合は23日に行われる。C大阪は20日、日本代表FW杉本健勇(25)が21日に左足首の関節内遊離体嵌頓(かんとん)の手術を受けると発表した。全治期間は手術後に確定するが、23日の天皇杯準決勝・神戸戦(ヤンマー)と、来年1月1日の同決勝(埼玉)の出場は絶望となった。

 今季J1で22得点の急成長を遂げた杉本は、J1全日程終了後の今月4日、昨季から遊離軟骨を抱えていた左足首に痛みを訴え、東アジアE―1選手権の日本代表合宿から離脱。天皇杯出場も視野に入れて決断を遅らせてきたが、来季を見据えて手術に踏み切った。

 天皇杯でルヴァン杯との2冠を狙っていたC大阪では、FW柿谷曜一朗(27)が左足甲、MF山口蛍(27)も右ふくらはぎを痛めて別メニュー調整中。準決勝はリーグ戦序盤に7得点を量産したMF山村和也(28)の前線起用が見込まれるが、新旧の日本代表3人を欠くだけに大幅な戦力ダウンは避けられず、試練の一戦となる。

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