【横浜M】“広島の御利益”あやかって天皇杯勝つ…破ったクラブが4年連続で優勝

スポーツ報知
紅白戦で汗を流す金井(奥)と山中

◆天皇杯全日本サッカー選手権 ▽準決勝 横浜M―柏(23日・等々力陸上競技場)

 横浜Mは21日、天皇杯準決勝・柏戦に向け、横浜市内で約1時間半の調整を行った。優勝した2013年度以来のタイトル獲得へ向け、セットプレーの確認や紅白戦などで汗を流した。

 近年の天皇杯には広島を倒したチームが優勝する―というデータがある。13年度決勝で広島を下した横浜Mを皮切りに14、15年度のG大阪、16年度の鹿島はいずれも広島を破って決勝へ進み、優勝を果たした。

 今季、広島に土をつけたのは横浜M。4回戦で0―2からエースFWウーゴ・ヴィエイラ(29)のハットトリックで逆転し、120分間の激闘を制した。一方でチームにとって準決勝は鬼門。過去のルヴァン杯、天皇杯での準決勝は15試合で2勝13敗と散々だ。勝利した2度はいずれも優勝しており決勝は無敗だが、準決勝で流した涙は数知れない。データを味方に付けるか、鬼門の前に屈するか。ウーゴは「当然、自分たちは優勝が目標。次も勝つ」と気合を入れた。(岡島 智哉)

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