旭川実、選手権へ壮行会…櫛部主将「一戦一戦全力」

スポーツ報知
壮行会で激励を受ける旭川実イレブン

 第96回全国高校サッカー選手権(30日開幕)に2年連続6度目の出場となる旭川実サッカー部の壮行会が22日、旭川市内の同校で行われた。その後、イレブンは、旭川空港から直前合宿地の静岡に向け出発。宜野湾(沖縄)との初戦(31日・浦和駒場)へ、最終調整を進めていく。

 みなぎる闘志を言葉に込めた。目標の全国4強へ向け、DF櫛部悠路(ゆうろ)主将(3年)は「一戦一戦、全力で戦ってきます。応援よろしくお願いします」と決意表明。集まった全校生徒約1000人を前に、大舞台での活躍を誓った。

 戦闘準備は万全だ。チームは8日から約1週間、関東遠征を敢行。初戦で戦う宜野湾など、同じブロックのチームを想定した高校や大学と練習試合を積んだ。降雪の影響もあり、11人対11人の対外試合は10月29日の道大会決勝以来約1か月ぶり。櫛部主将は「試合中に改善できなかった課題が見つかった。本番前に明確にできて良かった」と収穫を口にした。

 前回大会は初戦で米子北(鳥取)に0―3で完敗しており、「早く大会の雰囲気になれることが大事。良い準備をして、初戦は内容より結果にこだわりたい」と櫛部主将。“予行演習”を終えた旭川実イレブンが、いよいよ戦闘モードに突入する。(宮崎 亮太)

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