山梨・日本航空、矢板中央に敗れプリンスリーグ関東昇格ならず

スポーツ報知
矢板中央に敗れた日本航空

 ◆プリンスリーグ関東参入決定戦 矢板中央2―0日本航空(25日・埼玉スタジアム第3グラウンド)

 山梨県リーグ王者の日本航空は、矢板中央(栃木)に0―2で敗れ、王手をかけていた来季のプリンスリーグ関東入りを逃した。

 試合開始から相手にペースを握られた。主将のDF飛田大輝(3年)は「体も大きく、スピードもあった。全国にも出るチーム。少しビビッてしまった」と振り返ったように、前半8分に先制を許し、攻撃の形もなかなか作れなかった。

 それでも、後半は持ち直すと、徐々に押し込む時間帯も増えた。ただ、クロスやシュートの精度に欠き、ゴールを奪えず。逆に後半44分に2点目を失い、力尽きた。

 1部制に再編された2014年以降で初の昇格はならなかったが、全国高校選手権県大会の準決勝で敗れてからもチームを引っ張り続けた3年生たちを、仲田和正監督(48)は「よく頑張ってくれた」とたたえた。試合直後はピッチに崩れ落ち、涙を流した飛田も、「3年生が頑張ってきたことは後輩たちにも残るものがあったと思う」と胸を張った。

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