【金沢】“ミスター・ツエーゲン”MF清原が復帰

スポーツ報知

 J2ツエーゲン金沢は、J1・C大阪からMF清原翔平(30)を完全移籍で獲得したと29日、発表した。清原は2013年から15年まで金沢に在籍し、14年には主将としてJ2昇格に貢献した。来季飛躍を目指すチームに、頼もしい戦力が加わった。

 “ミスター・ツエーゲン”が帰ってくる。清原はクラブがまだJFLだった13年に金沢に移籍。14年から2年間主将を務め、J2昇格の立役者となった。15年のJ2昇格初年度に挙げた13得点は、今季16得点のFW佐藤洸一(31)に塗り替えられるまで、チーム最多得点となっていた。

 今季はC大阪からシーズン途中にJ2徳島へレンタル移籍したが、出番が限られ、無得点に終わっていた。清原は関係者に「まずは試合に出ること」と意気込みを語った。攻撃的なポジションならどこでもこなせる清原の加入は、チームにとって大きな武器となる。

 柳下正明監督(57)体制の下、ハードワークが求められる攻撃サッカーとなったが、「そのへんは大丈夫。(サポーターへ)活躍する姿を見せたい」と、古巣復帰を心待ちにした。

 ◆清原 翔平(きよはら・しょうへい)1987年6月25日、北海道・帯広市生まれ。30歳。帯広北高―札幌大。JFL・SAGAWA SHIGAを経て13年ツエーゲン移籍。16年、当時J2のC大阪へ移籍。17年途中にJ2徳島へ期限付き移籍。J2通算76試合16得点。J3通算38試合10得点。愛称はキヨ。165センチ、64キロ。左利き。血液型O。既婚。

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