【横浜M】扇原、ウーゴ欠場濃厚もモンバエルツ監督「我々のベストのプレーを出す」

スポーツ報知
サポーターの女性から激励を受け、笑顔で応えるエリク・モンバエルツ監督

 横浜Mは30日、横浜市内で練習を行い、天皇杯決勝・C大阪戦に向け調整した。エリク・モンバエルツ監督(62)は「どういうゲームのシナリオでも対応できる。我々のベストのプレーを出すことが大事」と2日後に迫った決戦を見据えた。

 準決勝で決勝点を決めたFWウーゴ・ヴィエイラ(29)は、29日の練習中に右ふくらはぎを痛めた影響でグラウンドに姿を見せず、別メニューで調整。エリク・モンバエルツ監督(62)は「最後の瞬間までどうするか見極めたい」としつつ「決勝は延長戦もある。100%の状態にならないと試合では使えない」とエースの欠場を示唆した。また準決勝で左ふくらはぎを痛めたMF扇原貴宏(26)の欠場も濃厚となっている。

 ウーゴに代わって主力組に入ったMFダビド・バブンスキー(23)は「残り1試合。誰が出るかは関係ない。タイトルを取るために全力を尽くすことが大事」と意気込んだ。1トップでの先発が濃厚なFW伊藤翔(29)も「こればっかりは仕方がない。厳しい戦いになるが、何とか泥臭く1点を取れれば」と語り、準決勝でウーゴの得点をアシストしたU―21代表MF遠藤渓太(20)も「人一倍、誰よりも走る。ゴールにつながるプレーを見せたい」と力強く語った。

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