【横浜M】モンバエルツ監督、有終Vだ「勝利で締めくくることができたら最高」

スポーツ報知

◆第97回天皇杯決勝 横浜M―C大阪(1日・埼玉スタジアム)

 横浜Mは12月31日、横浜市内で天皇杯決勝・C大阪戦に向けた調整を行った。今季限りで退任するエリク・モンバエルツ監督(62)は「マリノスで監督を務めた3年間の最後が決勝という最高の舞台。勝利で締めくくることができたら最高です」とほほ笑んだ。最後の練習となったこの日も、身ぶり手ぶりを交えた熱血指導は変わらなかった。

 MF中村俊輔(39)=磐田=に依存するなど高齢化が課題だったチームを「誰が出ても戦える」集団に変えた。昨季の10位から大きく躍進し5位。MF斎藤学(27)らけが人が続出する中でも、選手の長所と短所を見極め、試合に起用した。

 MF遠藤渓太(20)や天野純(26)ら指揮官に鍛えられた“モンバエルツ・チルドレン”は「監督のために優勝したい」「最高の形で送り出したい」と声をそろえた。練習後、集まったファンに拍手で迎えられた指揮官は「Win Tomorrow!(明日も勝つぞ!)」と宣言。13年度大会以来の優勝で、有終の美を飾る。(岡島 智哉)

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