【高校サッカー】青森山田5―0発進!連覇の使者“転校生FW”中村2発

2018年1月3日6時0分  スポーツ報知
  • 後半20分、自身2点目のゴールを決める青森山田・中村(カメラ・今西 淳)
  • 後半11分、チーム3点目のゴールを決める青森山田・中村(左は草津東・黒川、右は浦川)

 ◆第96回全国高校サッカー選手権大会 ▽2回戦 青森山田5―0草津東(2日・フクダ電子アリーナ)

 2回戦16試合が行われ、16強が出そろった。連覇を目指す青森山田(青森)は、柏U―18を離れ、昨年3月に同校に転入してきた“転校生FW”中村駿太(3年)が初の選手権の舞台で2得点。5―0で草津東を下した。

 試合後、ワントップのFW中村は興奮冷めやらぬ様子で、早口でまくし立てた。「あれだけの観客がいる中でプレーしたことがなかった。ちょっとしたプレーで沸いてくれる。緊張したけど楽しめました」。後半11分、同20分に左足から2得点。「自分はFW。自分が勝利に導く活躍をしないといけない」。貴重なダメ押し点で、華々しい選手権デビューを飾った。

 柏の下部組織で小、中と世代別の大会で得点王を獲得。「伸ばしたことがない」(中村)という丸刈り頭をトレードマークに成長を続けてきた。だが青森山田が全国制覇した前回大会を見て「僕に足りないものがある」「高校サッカーの常に全力でプレーする姿に憧れていた」と同校への転校を志願。過去に現・愛媛のMF神谷優太(20、東京Vユース→青森山田)の例はあるが、勇気のいる決断だった。柏側の協力もあり、3月下旬に青森山田高への編入がかなった。

 転校後の4月、浦和ユースとの公式戦初戦でいきなりゴール。天真らんまんな性格もあり、すぐにチームに溶け込んだ。「青森山田に来て、自分に足りない部分があると気付かされた」と成長を実感。J2山形への内定も決まった。

 次戦は優勝候補の一角・長崎総科大付と対戦する。中村は「みんなとサッカーができるチャンスも少なくなってきた。自分が点を取って勝ちたい」と胸を張った。やっとたどり着いた夢舞台。まだまだ終わらせるわけにはいかない。(岡島 智哉)

 ◆中村 駿太(なかむら・しゅんた)1999年5月10日、千葉・佐倉市生まれ。18歳。4歳からサッカーを始め、柏レイソルU―12で2011年全日本少年サッカー大会優勝と得点王。同U―18在籍時の16年、U―19アジア選手権の日本代表に選出され、優勝に貢献。卒業後はJ2山形に入団が内定。172センチ、66キロ。家族は両親と姉、妹。

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