【高校サッカー】富山第一、8強ならず

スポーツ報知
前橋育英に惜敗し、応援席にあいさつする富山第一イレブン

◆全国高校サッカー選手権大会 ▽3回戦 前橋育英1―0富山第一(3日、等々力陸上競技場)

 富山県代表・富山第一は、2回戦(2日)で東福岡(福岡)に1―0で勝利したものの、3回戦(3日)で前橋育英(群馬)に0―1で敗れ、2年連続16強敗退となった。石川県代表・星稜は、2回戦で明秀日立(茨城)に0―1で敗れた。

終了間際得点許す 富山第一が、最後の最後で力尽きた。後半ロスタイムに前橋育英に決勝点を許し、2大会ぶりの8強入りはならず。2回戦の東福岡戦では試合終了間際にFW大竹将吾(3年)が決勝ゴールを決めたが、真逆の結果となった。

 日程的な負担もあった。3試合目の富山第一に対し、2試合目の前橋育英。大塚一朗監督(53)は「疲れもあった。(攻めに)いくと見せかけて、閉じこもった。守備をしながら得点のチャンスをうかがう作戦でやった」と振り返ったが、結果的にシュート1本で無得点。指揮官は「僕の責任」と話した。

 J2徳島入団が内定しているFW坪井清志郎(3年)は「(疲れていても)一発勝負なので勝たないと意味ない」と言い訳はせず、「この経験を忘れずにやっていきたい」と前を向いた。全国屈指の強豪との連戦で得たものをそれぞれが今後に生かしていく。

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