【清水】久米新GM“3大改革”…「ホームで勝て」「ミス撲滅」「目線を上げろ」
スポーツ報知
J1清水エスパルスの新GMに就任した久米一正氏(62)が5日、クラブハウスで会見した。11年ぶりに古巣復帰した同氏は「3大改革」で巻き返していくことを誓った。
〈1〉ホームで勝て! 昨季、アイスタでは3勝2分け12敗。「ホームで全部勝てば優勝争いできる。選手にハードワークさせ、気迫、走力、球際を植え込んでいきたい」。
〈2〉ミス撲滅 「判断ミス、パスミス、トラップミスを極力減らす。それができないと(サポーターにも)認められない」。
〈3〉目線を上げろ! 昨季は一桁順位を目標にしたが、結果は14位。「常に5位以内に入らないと、優勝はできない」。
16年に名古屋社長を退任。今オフも複数クラブから誘いを受けたが「ちょっと変えれば浮上できるメンバーがそろっている」と清水復帰を選んだ。すでにヤン・ヨンソン新監督(57)の人選や選手編成でも手腕を発揮している。「フロントを含め全員が“オレンジの球”になっていかないと、サッカーの神様からシャーレはいただけない」。辣腕(らつわん)GMが、清水を常勝軍団に生まれ変わらせる。(武藤 瑞基)