【札幌】FW宮吉、広島から完全移籍「1つでも多くの勝利を喜び合えるように」

スポーツ報知

 J1北海道コンサドーレ札幌は7日、J1広島からFW宮吉拓実(25)が完全移籍で加入すると発表した。宮吉はクラブを通じ「札幌という魅力あるチームでプレーできることをうれしく思う。サポーターの皆さんと1つでも多くの勝利を喜び合えるように全力を尽くします」とコメントした。

 宮吉は京都U―15から同U―18へ進んだ2008年に即2種登録され、同年9月21日のG大阪戦でJ史上2番目の早さとなる16歳1か月14日でデビューするなど早期から活躍。卓越したスピードを生かした裏へ抜け出すタイミングの良さなどで、J通算35得点を挙げている。広島加入2年目となった昨季は、7月に右膝を手術した影響などで8試合出場にとどまり、「環境を変えてチャレンジしたい」と移籍を決断した。

 クラブはFW金園英学(29)がJ2甲府へ移籍することなどを受け、リストアップしていた中から宮吉の獲得にこぎ着けた。年齢的にも伸びしろ十分の男が、J1定着を目指す札幌の一員となった。

 ◆宮吉 拓実(みやよし・たくみ)1992年8月7日、滋賀県生まれ。25歳。京都U―15から08年に同U―18へ進み、同年10月にプロ契約。11年にトップ昇格後、16年にJ1広島へ完全移籍。J1通算39試合7得点、J2通算137試合28得点。U―13を手始めに様々な年代で日本代表歴がある。172センチ、66キロ。右利き。

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