【札幌】ペトロヴィッチ新監督“戦闘準備”万端

スポーツ報知
ペトロヴィッチ監督(中)は、宮の沢を訪れたファンのもとに笑顔で歩み寄る

 J1北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ新監督(60)が、札幌に″前線基地”を構えた。9日、札幌・宮の沢のクラブハウスを訪れ、全スタッフとミーティングを実施。1時間にわたって今後のスケジュール確認などを行い、12日のチーム始動に向けての下準備を整えた。

 3日に札幌市内のマンションへの引っ越しを終えた。新指揮官は「落ち着けるところを見つけることができた。すごく気に入っているよ」と、新天地で生活を送るための最高の場に満足げ。「私の仕事場」というグラウンドでは熱く指導する一方、新居で英気を養いながらクラブ目標のJ1定着を目指していく。

 クラブハウスを訪れた際、駆けつけたファンと握手を交わすと「みんなで一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。報道陣に対しても「成功のためには皆さんの力が必要になる」と口にしたように、様々な後押しが好結果につながる必要な要素という認識でいる。チームだけでなく、北海道と一体となりながら、ペトロヴィッチ新監督がシーズンを戦い抜く。(砂田 秀人)

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