【札幌】愛媛から新加入の白井、憧れペトロ監督の下でプレー「光栄なこと」

スポーツ報知
ランニングする白井(手前)と宮吉(手前から2人目)

 J1札幌のMF白井康介(23)が、定位置取りへの第一歩を踏み出した。J2愛媛から完全移籍で加入した白井は10日、宮の沢で行われている合同自主トレに合流。雪の積もるピッチ脇をランニングした際には20メートルの強風に見舞われて「別世界。びっくりした」と北国の“洗礼”に驚きながらも「選手はみんな温かいし、楽しみの方が多い」と笑顔で初日を振り返った。

 自ら「ストロングポイントはドリブル」と口にしたように、卓越したスピードを生かし、昨季は主に左ウィングバックで41試合に出場した。活躍が認められ、湘南時代の2015年以来となる「行きたかった」J1舞台への復帰を果たした。

 大きな励みがある。「浦和の試合を見ていて、(一緒に)やってみたいと思う人だった」と話すミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)の下でプレーできる。「光栄なこと。試合に出て結果を出したい」。尊敬する指揮官に存在感を示し、白井が攻撃陣の中核を目指す。(砂田 秀人)

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