【藤枝】守備強化で「まずは5位以内」さらに優勝狙う

スポーツ報知
活躍を誓った藤枝MYFCの新入団選手(前列左から垣根、養父、杉本、稲垣、大石監督、小牧、谷口、岩渕、阿渡、後列左から川上、種岡、金、渡辺、光永、秋山、斉藤、木下)

 J3藤枝MYFCは10日、藤枝市内で新入団選手の会見を行った。16人が新たに加入し、県出身はDF木下高彰(浜松開誠館高出)とGK杉本拓也(藤枝明誠高出)の2人。昨季7位だった大石篤人監督(41)は「補強は手ごたえがある。まずは5位以内。その順位なら優勝できる可能性もある」と目標を掲げた。

 16人中、GKとDFが9人。昨季リーグ3位の50得点を挙げたが、失点は同9位の43点で、約3分の1がセットプレーからだった。大石監督は「1人で2人を見られる選手をピックアップした」と、守備強化を重点に選手獲得を行った。

 県勢2人は守備の選手だ。木下は9日にJ3福島からの移籍が決まったばかり。「監督から熱心に誘われ、静岡で成長した姿を見せたい」と意欲を見せた。前J3鳥取の杉本はトライアウトから入団した。シジマールヘッドコーチ(55)の現役時代を見てサッカーを始め「憧れの人と仕事ができてうれしい」と話した。

 チームは、すでに9日に始動。今後2~3人が新加入の見通しだ。22~30日に鹿児島キャンプを行い、J3や大学生と練習試合を予定。昨季から残るメンバーは10人とチームは作り直すことになるが「ハードワークする選手が多く、3月までに揺るぎないチームしたい」と指揮官。J3参入5年目の挑戦が始まった。

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