【仙台】渡辺監督、上位浮上「信じて進む」91人で必勝祈願

スポーツ報知
雪の中、参道を歩く仙台の選手、スタッフ(先頭は渡辺監督)

 J1ベガルタ仙台は11日、仙台市の大崎八幡宮で必勝祈願を行った。渡辺晋監督(44)をはじめ、選手26人を含むスタッフら関係者91人が参加し、今季の躍進を願った。渡辺監督は、巨大な絵馬に書かれたスローガン「Be STRONG」の下に「信じて進む」とペンを走らせた

 「自分自身を信じること、仲間を信じること、支えてくれる人を信じること、そういうことでいろんなパワーが生まれると思いますので、そういう気持ちで突き進んでいく。その先に自分たちがつかみ取れるものがある」と、指揮官は今季に懸ける思いを口にした。

15日から沖縄C戦える心身を 雪が振る中、参道を踏みしめるように本殿へと向かったイレブン。今季の活躍を誓った選手らは、各自が絵馬にサインをして願いを込めた。MF椎橋慧也(20)は「ケガせず、1年やれるようにと願いました。それがフル出場につながっていけばと思います」と意気込んだ。昨季、左のサイドバックで一時はレギュラーとして活躍したものの、10月にケガで離脱。不本意なシーズンを終えただけに、今季のテーマを「挑む」と設定、レギュラー再奪取へ向け、午後からのトレーニングにも励んだ。

 15日からは沖縄でのキャンプが始まる。渡辺監督は「第1クールは走り込む。苦しい期間になると思いますが、そこで心身ともに、しっかりと1年間戦うモノを鍛え上げ、その先のゲーム、公式戦へとつなげていければと思います」と抱負を語った。監督就任5年目の今季。昨季の12位から、上位浮上へ、信じる道を突き進む。(小林 泰斗)

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