【仙台】シュミット、関、川浪のGK陣が汗だく砂浜トレ「良い結果を出すため」

スポーツ報知
砂浜でトレーニングをするシュミット(手前)と練習を見る石野コーチ

 J1ベガルタ仙台は沖縄キャンプ3日目の17日午前、シュミット・ダニエル(25)、関憲太郎(31)、川浪吾郎(26)のGK3選手が糸満市内のビーチでトレーニングを行った。

 シュミットが「体に負荷をかけるのがこの1次キャンプでやること」と話すように約1時間、砂まみれになって体をいじめた。砂浜の上で、ランニング、手足を着いての短いダッシュ、コーンを使ったジグザグ走…。この日の最高気温は23度。曇天で体を動かすには良い条件だったが、3人は滝のように汗をしたたらせた。沖縄の環境を生かした初の試み。石野智顕GKコーチ(41)は「3人はオフも体を動かしてきているので、早いタイミングでビーチを使って練習することができた。晴れなかったので、より追い込むことができた。不安定な場所で(の練習で)色々な神経をつかう。全身の色んなところに刺激を期待したい」と話した。

 3人は、良い関係性を作って切磋琢磨(せっさたくま)している。GK最年長の関は「シーズンをやり抜く、良い結果を出すためにやっている。キーパーグループで助け合っていく部分もある」と、声を掛け合いながら厳しい練習に励んだ。今季、新潟から新加入した川浪も「沖縄は追い込むキャンプなので、良いっす。今季はピッチの上で勝利に貢献できるようにしたい」と充実した表情を浮かべた。(小林 泰斗)

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