【山形】ルーキー中村、伝統ハードトレで体力強化「いち早く慣れるように、体を作る」

スポーツ報知
ミニゲームで鋭い切り返しを見せた中村

 J2モンテディオ山形は1次キャンプ3日目の18日、静岡・御前崎市内で2部練習を行った。今年度の全国高校サッカー選手権で青森山田のFWとして2得点を挙げた中村駿太(18)が、2つの試練を乗り超えて生き残りをかける。

 第1の試練は体力面だ。午前にみっちり1時間半、体幹トレーニングを行った。背番号22は「昨日の走り込み(1キロ×6本)の疲れもあって、精いっぱいだった」と吐露した。山形は走り込みや筋トレなどのハードな練習が伝統的に多いため「いち早く慣れるように、体を作る」と意気込んだ。

 第2の試練は判断の速さだ。チームは午後に10対10のミニゲームを実施。プレー中に置き去りにされたり、出されたパスについて行けない場面もあった。「パスを受けやすい位置に素早く入り、予測して動く。長所の得点力につなげたい」と課題を克服し、公式戦出場を目指す。(海老田 悦秀)

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