【仙台】今季初の対外試合でジャーメインが1ゴール1アシスト

スポーツ報知
飛びついてきたキーパーの上にボールを通しゴールを決めるジャーメイン

 J1ベガルタ仙台が沖縄キャンプ8日目の22日、糸満市内のグラウンドで、今季初の対外試合を行った。社会人チームの海邦銀行と30分×3セットの試合を行い、0―0、1―0、1―0の計2―0で仙台が勝利した。FWのジャーメイン良(22)が1ゴール1アシスト、西村拓真(21)が1ゴールをあげた。

 仙台は序盤から何度もチャンスをつくったが、決定機でなかなか決めきれない状況が続いた。1セット目にシャドー(下がり目のFW)で出場したジャーメインも「力が入っていた」と反省。1度ベンチへ下がってから、2セット目の16分、ワントップの位置で再びピッチにあがった。投入されて1分、ジャーメインからキーパーをかわすようにパスを出し西村の先制点を演出。「1回冷静になって余裕を持てた」とリズムをつかんだ。

 続く3セット目の3分、スルーパスを受けたジャーメインがボールに飛びついてきたキーパーの上を通すシュートで追加点をあげた。「一瞬のスピードが武器なので、キーパーより早くボールに触れると思った」と快足ルーキーが持ち前のスピードを生かし得点をあげた。試合を終えて渡辺晋監督(44)は「(チャンスが多くあった中)何本外したのかというところ」と辛口ながらも、「(ジャーメインは)動きだしのおもしろさもあり、伸びしろを感じる」と試合を振り返った。ジャーメインも「3点とるのが今日の目標だったので…。来週の試合ではもっとレベルを上げていきたい」と意気込んだ。

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