【札幌】ペトロヴィッチ監督、2試合無得点も「結果より姿勢」

スポーツ報知
全北現代戦でシュートを放つ札幌の内村

 J1北海道コンサドーレ札幌は23日、キャンプ地の沖縄・金武町で練習試合を2試合を行った。午前はJ2千葉に0―4で敗れ、午後は昨季の韓国王者・全北現代に0―0で引き分けた。

 2試合無得点に終わった結果に、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)は「その部分は決していいとは思わないが…」と口にし、「運動量、球際、そして、規律という意味では選手はよくやってくれた。何をすべきかイメージをしっかり持って戦ってくれたし、前向きに捉えている」と冷静に振り返った。

 千葉戦は相手が前後半でメンバーを総入れ替えしたのに対し、札幌は負傷者が多いため、大学生3人を借りて戦わざるを得なかった。全北現代戦も相手とは異なり、交代選手なしで90分を戦ったように、苦しい状況下だった。

 ペトロヴィッチ監督は「そんな中でも、全北現代戦などは公式戦に近い緊張感がある、いいゲームをしてくれた。千葉戦も失点はチャレンジした中でミスが出たもの。決して悪い試合ではない」と前向きだった。

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