【横浜C】カズ、「一つでも上にいけるように」

スポーツ報知
雪の残る横浜Cのグラウンドでトレーニングを行うMF松井大輔(中央)とFW三浦知良(右)

 J2横浜Cの元日本代表FW三浦知良(50)は24日、横浜市内で国内でのチーム初練習を行った。室内トレーニングの後、雪が残るグラウンドへ移動して約2時間半、汗を流した。ゲーム形式の練習では、新加入の同MF松井大輔(36)とパス交換する場面も。京都でプレーした2000年以来、18年ぶりのチームメートを「練習生が来たぞ」と冗談交じりに迎え入れた。松井も「京都の時と変わらず、いつも通りでした。初日からミニゲームをやったり、長かったですね」と笑顔を見せ、新天地での練習の充実ぶりを語った。

 プロ33年目のシーズンに向けてグアムで2度の自主トレとベトナムでのチーム合宿を順調にこなし、「新鮮な気持ちで迎えられている。このチームに来て13年。J1昇格も降格も味わったが、最近は自分たちの理想のシーズンを送れていない。一試合でも多く出て、一ゴールでも多く決めて、一つでも上にいけるように覚悟を持って、(J1)昇格に貢献したい」と決意を語った。

 今年6月にはロシアW杯が開幕。カズは「W杯は僕の永遠の夢。子どもの頃からそこを目指してサッカーを続けてきた」と熱い思いを明かし、「気持ちは持ち続けたい。そのレベルに近づけるようにリーグ戦で、夢をモチベーションにして戦いたい」と意気込んだ。

サッカー

×