【仙台】川崎から移籍の板倉、チーム合流「試合に出られるように頑張りたい」

スポーツ報知
ランニングをする板倉

 新戦力の最後の1人がチームに合流した。U―21(21歳以下)日本代表として「U―23アジア選手権2018」に出場していたJ1ベガルタ仙台のDF板倉滉(20)が沖縄キャンプ11日目の25日、糸満市内のグラウンドで行われた練習に姿を見せた。ランニングやストレッチなど別メニューで調整した板倉は「(チームに合流し)身の引き締まる思いです。まずは競争に勝って、試合に出られるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

 今季、川崎から期限付き移籍した板倉は、アジア選手権で、初戦のパレスチナ、続くタイ戦で2試合連続ゴールを決める活躍を見せ、8強入りに貢献した。左太もも違和感のため、16日の北朝鮮戦と19日の準々決勝・ウズベキスタン戦には出場しなかったが「(状態は)もう大丈夫です。(全体練習への合流時期は)相談しながら、良い状態で迎えたい」とコメントした。

 DFだけでなく中盤への適性も見せ、「攻めるのは好き。攻撃に絡んでいくところは仙台でも出していきたい。(2020年の)東京五輪も、もちろん目指したい」と意欲を見せた。アグレッシブな仙台のサッカーで輝きを放ち、チームの主力選手、そして東京五輪代表への道を歩む。(小林 泰斗)

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