【札幌】U21森保監督がキャンプ視察、菅「東京五輪代表に近づきたい」

スポーツ報知
菅はキレのある動きを見せた

 沖縄・金武町キャンプ中のJ1北海道コンサドーレ札幌・FW菅大輝(19)は25日、東京五輪世代のU―21(21歳以下)日本代表・森保一監督(49)が視察する中、「(視察は)意識しない」と自分のプレーに集中。それでも積極的な動きを披露し、代表復帰へ存在感を示した。

 森保ジャパン初陣となった昨年12月のM―150杯(タイ)で菅は、3試合中2試合に出場したが、今月のU―23アジア選手権(中国)では選出されなかった。「アピールできたところもあるが、それよりも課題が多かった」と振り返った。

 追い風はある。今季から札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)が広島を指揮していたときに、森保監督も同トップチームのコーチを務めたこともあり、「代表はミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)さんの(3―4―3の)やり方に近い。ここで結果を残せば。まずはチームでしっかりやらないといけない」(菅)と道筋ができた。森保監督も「(この世代は)伸びしろがある。クラブでの活動が大事。クラブがあるから代表につながる」と期待を寄せた。

 3月には、パラグアイ遠征も控えている森保ジャパン。「継続的に入って、東京五輪代表に近づきたい」と背番号38が燃えている。(古川 浩司)

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