【札幌】駒井、古巣・浦和戦に「楽しみ」

スポーツ報知
パスを出す札幌・駒井

 J1北海道コンサドーレ札幌は26日、沖縄・金武町キャンプ12日目を迎え、2部練習を行った。27日にJ1浦和との練習試合を控える中、今季浦和から期限付き移籍で加入したMF駒井善成(25)が、定位置確保へ慣れ親しんだチーム相手に積極プレーを仕掛けることを誓った。

 2016年から在籍してきた“古巣”戦。駒井は期限付き移籍ということで、契約により移籍期間中、浦和との公式戦には出場できない。それだけに「浦和とできるのは、年間で最後かもしれない。楽しみ」と笑顔を見せた。

 今季から札幌を率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)の下で、チームとしても個人としても成長のきっかけとする。「(強豪相手に)いいパフォーマンスを出せたら自信を持って(今やっていることを)続けていける」と考えている。だからこそ「みんなにもチャレンジやトライしてほしいし、僕もしていきたい」とこの機会を逃さないつもりだ。

 駒井は、浦和時代のペトロヴィッチ監督から指導を受けたが、定位置争いは始まったばかり。「浦和戦だけでなく、練習一つ一つでアピールしていかないといけない。競争に勝ち抜いて試合に出たい」と生き残りをかける。(古川 浩司)

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