村井満チェアマン再任へ「もっと輝くＪリーグにするため総力結集したい」

　Ｊリーグは３０日、都内で理事会を開催し、村井満チェアマン（５８）の再任を内定したと発表した。３月２７日開催予定の２０１８年度第１回社員総会で正式決定する。任期は２年で、２０１４年にチェアマンに就任した村井氏は３期目に入り、１９９１年から２００２年まで初代チェアマンを務めた川淵三郎氏（８１）以来の長期体制となる。

　村井氏は、リクルート執行役員などを経て１４年に就任。リーグの財政基盤強化などを課題に掲げて、今季から、スポーツ動画配信サービス「ＤＡＺＮ（ダ・ゾーン）」を提供する英パフォーム・グループと、１０年間で総額２１００億円の大型契約を結んだ。Ｊリーグ理事会後の会見に出席した村井チェアマンは「任された２年間の中でこれまで以上にスピードを重視し、Ｊリーグ、Ｊクラブ、日本サッカーの発展に向けてまい進して参りたいと思います。もっと輝くＪリーグにするために総力を結集したい」と意気込みを語った。