【仙台】リハビリ中の蜂須賀 焦らず“亀”須賀になる

スポーツ報知
リハビリ中の蜂須賀

 現在リハビリ中のJ1ベガルタ仙台のDF蜂須賀孝治(27)は宮崎県・延岡市で行われている2次キャンプの1日目の練習を終え、「“蜂”須賀ですけど“亀”須賀になります」と宣言。「ウサギとカメ」の話のように、足の速いうさぎに最後は勝利した亀に自らを例え、焦る思いを抑えて完全復活を目指す。

 昨季の最終節の甲府戦の試合前練習で負傷。右ひざ半月板の損傷で手術した。キャンプでは別メニュー調整を続けながら、ピッチでプレーするチームメートたちを見てきた。サッカーをやりたいという思いは強くなる日々だが、「今はサッカーしたいなという気持ちをためる時期と考えている」と話した。

 現在は軽いランニングを行える程度まで回復し、この日も約2時間ピッチでランニングやストレッチなどで汗を流した。復帰に向けては「どれくらいかかるかはまだ自分でも分からない。でも状態は少しずつ確実に良くなっている。監督からは3月下旬あたりに復帰してくれたら心強いと言われている。そこにフォーカスを当てて戻っていけるようにしたい」と意気込んだ。昨季のリーグ戦は主に左右のウィングバックの位置で29試合(先発14試合)に出場しチームを支えた。自分のペースで着実に進み、再びピッチで躍動する。(小林 泰斗)

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