【C大阪】杉本、左足手術後初対外試合で復帰弾「体力的には問題ない」

スポーツ報知
練習試合に出場したC大阪の杉本

◆練習試合 C大阪4―2鹿屋体育大=40分×3、20分×1=(30日・宮崎国際海浜エントランスプラザ)

 C大阪の日本代表FW杉本健勇(25)が、対外試合復帰1戦目でいきなりゴールを決めた。宮崎キャンプ4日目の30日、鹿屋体育大と練習試合を行い1本目にフル出場。終了間際の40分、MF清武からの左クロスを高い到達点から頭でねじ込み、先制点をもぎ取った。それまでは大学生相手に攻めあぐねていただけに、「チャンスが来た時に点を取ることは考えていた。点を取り続けることが大事」とうなずいた。

 昨季22点を挙げた点取り屋がピッチに帰ってきた。昨年末に左足首の遊離軟骨除去手術を受けて全治6週間と診断されたが、スピード回復。2本目以降はベンチから試合を見つめたが、「もっと長い時間やりたい。体力的には問題ない」と話し、今季初戦となる2月10日の富士ゼロックス・スーパー杯(埼玉)の出場に自信をにじませた。

 ただ試合には勝利したものの、主力組が出場した1本目は相手にボールを支配され、なかなか好機をつくれなかった。数少ないチャンスをものにした杉本は「失点しなかったことは良かった」と振り返ったが、尹晶煥監督(44)は「良い動きではなかった。何かが見えてくるような試合ではなかった」と辛口評価。チームとしての課題はまだ山積みだ。(筒井 琴美)

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